■■■琥珀夜創設・主宰(渋谷長兼務)
□成

【呼称】成(なり)
【生年】1972年
【何者】流れの中でモノを感じようとしています。
【一言】波のように。セクシーに。さりげなく冒険。
【千年後に残っていてほしいもの】あいまいさと想像力。
☆琥珀夜について
ときどき、琥珀夜について「目的は何か?」や「世界平和か何かの慈善団体なのか?」と
尋ねられることがあります。
創設にあたっては、友人数名と話をしていたときに、ただ「はじめてみたい」と思い立ったに
すぎません。NPOでもなく、宗教団体でもなく、なにか営利事業を企んでいるわけでもなく。。
強いて言うなら、何かあったかいことをしたいなぁ、とは思っていたと思います。
そして、日常ではしないことを年に1度くらいはしたい、ということ。
それが、「気のあう人たちと、1000年後に思いを馳せて語らうこと」でした。
1000年後というのは、普段考えないでしょ?
10年後や100年後は、企業や政府なんかでも考えるけど、
1000年後というと、何かの研究者ぐらいなんじゃないでしょうか?
毎日、あくせくし、時が過ぎていく私たちにとって、
1000年後はどうなってるだろう?
1000年後の人たちが、1000年前の現在を思い起こすとどんな風に見えるのだろう?
1000年後も残っているものってなんだろう?
と、思考や視点を1000年スイッチに切り替えると、
日常では気づかないなるほどと思うことや、見失っていた大切なことが見えてきたり、
新しい発想を思いついたりと、色々素敵なことが起こる可能性があると思います。
今から1000年前というと、紫式部が源氏物語を書き綴っていた、平安時代。
当時の人たちは、1000年後の現在の世界を想像できたでしょうか?
こんなことを、ああでもない、それはそうだと語りあえる人たちと過ごす夜。
そして、ケータイやスカイプがある現代では、遠く離れていても、
声を交わしたり、顔を見ながら、一緒に過ごせます。
でも、お祭りのような動的な一大イベントのハレではなくて、
お月見のような静的な雰囲気で続いていけばいいな、と思ってます。
ちょうど同じ時期、ハロウィンで街は仮装部隊で賑わいますが 笑
ちょっとした季節行事として、毎年10月下旬になると、
琥珀や琥珀色をさりげなく身につける人たちが歩いている。
そんなのを見ると、なんだかあったかい気持ちになりそうな気がします。
2010年11月25日 記
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